2011年3月3日木曜日

沖縄ホエールウォッチング

3月3日 コンディション:大潮 曇り 最高気温16℃ 北東の風6~8m 波高2.5m
昨日のホエールウォッチングは時化のため中止になりましたが、
昨夜から風もおちついて、今朝は3m/sの風。
予定通りホエールウォッチングできました。
左前方、ザトウクジラのテールが高々と上がった
 ポイントへ到着して2頭、4頭の2ポッドが近くにいた中で、
2頭のポッドのほうが水面でマッタリしていたので、船長判断でそちらへ。
すると4日前にたっくわったクジラでした。
今日も同じようにウォッチングボートから離れず、潜らず、水面でペックスラップ
スパイホップを繰り返してウォッチャーを喜ばせてくれました。


4頭のザトウクジラのうち2頭がペックスラップを繰り返す
 しばらくして1頭のザトウクジラが加わり、もう1頭が加わり合計4頭に。
この中におそらくメスのクジラがいるのでしょう。
メスを争うかのような感じでクジラの中に割ってはいってました。
2頭から4頭になりプチメイティング。鼻息も荒い。
今日は豪快なブリーチは見られませんでした。
けれどもボートの近距離で、ほとんど潜降しない4頭のザトウクジラをウォッチング
できたので、乗船の皆さん大満足のウォッチングでした。

2011年3月2日水曜日

慶良間半日シーカヤックツアー

3月2日 コンディション:曇り 中潮 北風7メートル 波高3m 最高気温16度

今日はホエールウォッチング&シーカヤックのツアーご予約を頂いていましたが外洋の波が高くホエールウォッチングは中止にさせていただきました。
午後から風も落ちて晴れる予報だったので、午後から半日カヤックツアー開催。

いざ出発!

本日のゲストOさんは関東からザトウクジラとシーカヤックを楽しみにお越しいただきました。
去年からアウトリガーカヌーにはまって、湘南のクラブで毎週漕いでいるそうです。
そのせいか、初めてのシーカヤックでも漕ぐのが上手。
しっかりと体を使って漕いでいました。
後半は前後変わって漕ぎました。縦漕ぎになるのはアウトリガーのせい?
明日はいよいよホエールウォッチングです。
風の予報は4m~3mにおちるから、南の海域はホエールウォッチングできると思います。
明日に期待。

2011年2月28日月曜日

シーカヤックメンテナンス

これからのシーカヤックのシーズンインに向けて、タンデムシーカヤックのラダー(舵)を修理しました。
カヤックのトラブルで多いのがラダー系、シート周り、ハル(船底)ですね。お客様に使っていただくカヤックのメンテナンスはカヤックガイドとしての大事な業務です。

2011年2月26日土曜日

沖縄県カヤックガイド協会総会

2月24日
JSCA総会に引き続き、沖縄県カヤックガイド協会総会に出席してきました。
沖縄県内には約200社程のカヤック業者がありますが、カヤック技術の資格を持っていない業者がほとんど。
カヤックガイド協会では今年からガイド資格認定制度を導入して、なんちゃってガイドを減らす取り組みを始めます。

仕事として、お客様からお金をいただいているわけですから、ガイドがカヤックの技術と知識にお金をかけ習得する事は当然の事。

将来的に資格保持者のみガイド業務ができるようになっていくでしょう。

2011年2月24日木曜日

日本セーフティーカヌーイング協会の総会

2月22日から23日の日程でJSCA「日本セーフティーカヌーイング協会」の総会と公認校代表者研修会が東京、多摩市であり、参加しました。

2011年2月17日木曜日

カヌー・カヤックの事故から学ぶこと

2010年12月31日に沖縄本島でアウトリガーカヌーの遭難事故がありましたが、
当日一緒に漕いだ関係者の方々の報告書を見ることができました。

同じマリン事業者として、いろいろ考えさせられる事故です。
当日は漕ぎ仲間が集まった、「漕ぎ納め」ということで
お金を頂いて漕ぐ主催者のいるツアーではなかったようです。
それぞれが、自身のカヌー能力や当日の海況を理解した上で参加した漕ぎ納め。
それは、それぞれが自己責任の上で漕いだということです。

シーカヤックなら、当然ながらライフジャケットを着用します。
仕事のときはもちろん、遊びの時も。
僕がリスクマネジメントで考えるのは最悪の状況です。
沈してしまう。
パドルを失ってしまう。
カヤックと人が離れ離れになってしまう。

荒れた海に出る際には当然起こりうることですね。

最悪、身一つになった時に浮力体が無い事は、命取りになってしまいます。
今回のみなさんはライフジャケットを着用していなかったようです。

今回だけでなく、以前のカヌー。カヤック事故からみても
ライフジャケットを着けてりれば・・・という事故から得られる教訓。

お亡くなりになられた方の妹さんが
「漕ぐのを辞めないで下さい。天気の悪い日にはライフジャケットを着けて下さい」
とくれたメールが教訓の核心部分だと思います。

こちらのブログでご覧いただけます。
マリン事業主、一般のパドラーの方も是非ご一読いただき、
自身に置き換えて、今後のパドリングでの教訓になればと思います。

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り致します。

http://nirai2010.ti-da.net/e3257454.html
縄の海を好きでいてください、漕ぐ事を辞めないで下さい、天気の悪い日にはライフジャケットを着けてください。」と、私に言ってくれました。



2011年2月9日水曜日

シーカヤックキャンプツーリング

1月から続いた寒波、悪天候がウソのように、2月の2週目の沖縄は好天に恵まれました。
今回のツアーはマンツーマンでのキャンプツーリング。
キャンプツアーを1人から引き受けるカヤックショップは少ない。
うちは季節限定ですけど、お1人からお受けしています。

川ではよく漕ぐけど海でのカヤック経験は2回ほど。キャンプ大好きなゲストのKさんでした。
本人の希望&マンツーマンだし、海況も悪くないのでシングル2艇で出発
出発前?じゃなくて実は2日間漕ぎきった達成感の笑顔
 2日間ザトウクジラを探しに、冬場はなかなか漕げない慶良間の外洋に出てみました。
ザトウクジラはどこだ??
 無人島に上陸。テントをたててハッピーアワーで酒飲みはじめたら、ちょうど雲の切れ間から太陽が顔を出しました。
巨大なまぶたからオレンジ色の涙
 焚き火をつつきながら夜は更け、ちょっと遅めの朝。
無人島での朝
 真冬でも晴れたら最高のカヤックコンディション。人も少ないからのんびりできますよね。
2日目の朝。さあ、漕ぎだしましょう!

2011年2月8日火曜日

キャンプツアー

おはようございます。気持ちいい朝。今日は快晴になりそう。最高のコンディション!只今シーカヤックキャンプツアーちう。カヤックでクジラ逢いに行きます♪

2011年1月27日木曜日

桜咲く

いつもの散歩道。
ヒカンザクラが控えめにそっと咲いていました。
春は近し。

2011年1月24日月曜日

あゆみクジラが帰ってキタ~~。

今年もあゆみ(AYUMI)くじらが帰ってキタ~~~!!

2006年に沖縄諸島で産まれた(可能性)クジラのあゆみ(AYUMI)が
昨日、渡名喜曽根近くで確認されたよーと、
美ら海水族館のザトウクジラ調査船からメールが届きました。

生まれた時MC(mother&calf:親子の意味)で暴れん坊だったあゆみ(AYUMI)クジラは
頻繁にテールを挙げてID撮影に成功しました。
2006年3月18日 撮影 さのっち
 次の年、2007年シーズンに見たときはこんな風にテールIDの模様が変化。
ザトウクジラのテール模様は生れて一年でこんな感じに変わるんです。
2007年2月19日 撮影 さのっち
しかし、なぜあゆみ(AYUMI)クジラだとすぐに分かるかというと
ザトウクジラのなかでも一番目立つザトウクジラだからです。
何が一番目立つかというと、なんと!!
背ビレが無いんです。
生まれた年から、無かったんです。
だから、普通にブローして泳いでいるだけで、AYUMIクジラだとわかります。
今のところ、沖縄で照査しているザトウクジラの中で、
背びれが無いのはAYUMIクジラ以外には聞いたことありませんが
小笠原の調査を長年やっている山口さんは、他にも見たことがあるそうです。

あゆみ(AYUMI)クジラ:さのペディア
ザトウクジラ調査のIDカメラマンをしていた時に2005年12月に生まれた長女が歩海(あゆみ)
で、そのシーズンに生まれた子クジラにつけた名前。
座間味島ではこのように、古株のザトウクジラや船に寄ってくるザトウクジラに通称の名前で呼ばれるザトウクジラがいます。
ザトウクジラの皮膚を採取中のさのっち(左)

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