2011年2月17日木曜日

カヌー・カヤックの事故から学ぶこと

2010年12月31日に沖縄本島でアウトリガーカヌーの遭難事故がありましたが、
当日一緒に漕いだ関係者の方々の報告書を見ることができました。

同じマリン事業者として、いろいろ考えさせられる事故です。
当日は漕ぎ仲間が集まった、「漕ぎ納め」ということで
お金を頂いて漕ぐ主催者のいるツアーではなかったようです。
それぞれが、自身のカヌー能力や当日の海況を理解した上で参加した漕ぎ納め。
それは、それぞれが自己責任の上で漕いだということです。

シーカヤックなら、当然ながらライフジャケットを着用します。
仕事のときはもちろん、遊びの時も。
僕がリスクマネジメントで考えるのは最悪の状況です。
沈してしまう。
パドルを失ってしまう。
カヤックと人が離れ離れになってしまう。

荒れた海に出る際には当然起こりうることですね。

最悪、身一つになった時に浮力体が無い事は、命取りになってしまいます。
今回のみなさんはライフジャケットを着用していなかったようです。

今回だけでなく、以前のカヌー。カヤック事故からみても
ライフジャケットを着けてりれば・・・という事故から得られる教訓。

お亡くなりになられた方の妹さんが
「漕ぐのを辞めないで下さい。天気の悪い日にはライフジャケットを着けて下さい」
とくれたメールが教訓の核心部分だと思います。

こちらのブログでご覧いただけます。
マリン事業主、一般のパドラーの方も是非ご一読いただき、
自身に置き換えて、今後のパドリングでの教訓になればと思います。

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り致します。

http://nirai2010.ti-da.net/e3257454.html
縄の海を好きでいてください、漕ぐ事を辞めないで下さい、天気の悪い日にはライフジャケットを着けてください。」と、私に言ってくれました。



2011年2月9日水曜日

シーカヤックキャンプツーリング

1月から続いた寒波、悪天候がウソのように、2月の2週目の沖縄は好天に恵まれました。
今回のツアーはマンツーマンでのキャンプツーリング。
キャンプツアーを1人から引き受けるカヤックショップは少ない。
うちは季節限定ですけど、お1人からお受けしています。

川ではよく漕ぐけど海でのカヤック経験は2回ほど。キャンプ大好きなゲストのKさんでした。
本人の希望&マンツーマンだし、海況も悪くないのでシングル2艇で出発
出発前?じゃなくて実は2日間漕ぎきった達成感の笑顔
 2日間ザトウクジラを探しに、冬場はなかなか漕げない慶良間の外洋に出てみました。
ザトウクジラはどこだ??
 無人島に上陸。テントをたててハッピーアワーで酒飲みはじめたら、ちょうど雲の切れ間から太陽が顔を出しました。
巨大なまぶたからオレンジ色の涙
 焚き火をつつきながら夜は更け、ちょっと遅めの朝。
無人島での朝
 真冬でも晴れたら最高のカヤックコンディション。人も少ないからのんびりできますよね。
2日目の朝。さあ、漕ぎだしましょう!

2011年2月8日火曜日

キャンプツアー

おはようございます。気持ちいい朝。今日は快晴になりそう。最高のコンディション!只今シーカヤックキャンプツアーちう。カヤックでクジラ逢いに行きます♪

2011年1月27日木曜日

桜咲く

いつもの散歩道。
ヒカンザクラが控えめにそっと咲いていました。
春は近し。

2011年1月24日月曜日

あゆみクジラが帰ってキタ~~。

今年もあゆみ(AYUMI)くじらが帰ってキタ~~~!!

2006年に沖縄諸島で産まれた(可能性)クジラのあゆみ(AYUMI)が
昨日、渡名喜曽根近くで確認されたよーと、
美ら海水族館のザトウクジラ調査船からメールが届きました。

生まれた時MC(mother&calf:親子の意味)で暴れん坊だったあゆみ(AYUMI)クジラは
頻繁にテールを挙げてID撮影に成功しました。
2006年3月18日 撮影 さのっち
 次の年、2007年シーズンに見たときはこんな風にテールIDの模様が変化。
ザトウクジラのテール模様は生れて一年でこんな感じに変わるんです。
2007年2月19日 撮影 さのっち
しかし、なぜあゆみ(AYUMI)クジラだとすぐに分かるかというと
ザトウクジラのなかでも一番目立つザトウクジラだからです。
何が一番目立つかというと、なんと!!
背ビレが無いんです。
生まれた年から、無かったんです。
だから、普通にブローして泳いでいるだけで、AYUMIクジラだとわかります。
今のところ、沖縄で照査しているザトウクジラの中で、
背びれが無いのはAYUMIクジラ以外には聞いたことありませんが
小笠原の調査を長年やっている山口さんは、他にも見たことがあるそうです。

あゆみ(AYUMI)クジラ:さのペディア
ザトウクジラ調査のIDカメラマンをしていた時に2005年12月に生まれた長女が歩海(あゆみ)
で、そのシーズンに生まれた子クジラにつけた名前。
座間味島ではこのように、古株のザトウクジラや船に寄ってくるザトウクジラに通称の名前で呼ばれるザトウクジラがいます。
ザトウクジラの皮膚を採取中のさのっち(左)

以前のブログの記事は以下のエキサイトブログで
http://cyurashima.exblog.jp/tb/12730574

2011年1月19日水曜日

冬は座間味でホエールウォッチング

1月18日のホエールウォッチング&シーカヤックツアー
今日は午前にホエールウォッチング、午後からシーカヤックを漕ぎました。
今日のザトウクジラは座間味の北、ウチャカシの岩から1キロほどの近場。
2頭のザトウクジラは最初ブロー間隔20分でしたが、
那覇発のホエールウォッチングボートが帰ってからは10分弱のブロー間隔になって
ペダンクルスラップも見せてくれました。
下の写真は携帯電話で撮った写真です。

ザトウクジラはテールを高く上げて潜水したあと、
しばらくその場所にとどまっている事が多い。
僕の経験上、移動していないザトウクジラの場合、
潜った場所で止まった姿勢でじっとしている。

写真中央のモヤモヤがリング














今日の2頭も先日と同じ白と黒のペアでした。
しかもこの黒はマッチング泣かせの真っ黒。
テールエッジのぎざぎざの凹凸でマッチングします。












もう一頭の白いテール。真っ白ですね。
左下の黒い模様が目印になるかな。
ランチは座間味名物、もずくソバで食べてから
休憩後、シーカヤック出発。
写真は無人島のガヒ島へ到着の図
シュノーケリングでは4匹もアオウミガメに出会いました。
他に誰も泳いで無いから、海がめものんびりゆったりしてます。
今日のゲストのKさん。
沖縄は20回以上来られていますが、座間味島は初めて。
寒波&雨の1月の合間の晴れに当ってラッキーな方ですね。

2011年1月15日土曜日

シーカヤック&ホエールウォッチングの海三昧ツアー

1月14日(金) 晴れ時々曇り
今日は冬限定ツアーの海三昧ツアー。
シーカヤック、シュノーケリング、ホエールウォッチングを1日で楽しめる、座間味島に宿泊される方のみのスペシャルツアーでした。
雲がどんどん南に下がって、太陽が気持ちいい!!
息のあったパドリングで無人島まで漕ぎました。

シュノーケリングではアオウミガメのビッグママにも出会えました。
動画でどうぞ。

午後からはホエールウォッチング。
ザトウクジラはこの時期座間味島周辺に繁殖活動の為にやってきます。
座間味村ホエールウォッチング協会所属のボートに乗船して出発。

ザトウクジラのいる場所についてもなかなかブローが見つかりません。
20分ほど探していたら、近くでいきなり全身ブリーチが見られました。
それからは5分間隔の潜水時間で頻繁に水面に姿を現してくれました。

今日の2頭のテール
尾びれが白いのはむなビレも白く、水面で青く光ってました。

もう1頭は対照的に真っ黒に白い模様がテール右側にあります。
こちらがメスのザトウクジラじゃないかな?

2011年1月10日月曜日

成人式

1月9日 雨
午後から座間味村の成人式に参加しました。
座間味村の新成人は15名。
五年前は座間味の中学生だった子供達が、大学生、アルバイト、結婚して子供も授かった人など、それぞれの人生を歩んでいました。

2011年1月1日土曜日

かまくら

新年、あけましておめでとうございます。
鹿児島は記録的大雪でした!
今日は実家の玄関先にかまくら、雪だるまを作って楽しみました♪

人生初

あけましておめでとうございます。
鹿児島は大雪です。
昨日のニュースでは24年ぶりの大雪と言っていたけど、一夜過ぎると、人生初の大雪でした!